配偶者が死亡して一人暮らしになったり、体の自由が利かなくなってきたりして、子供と同居して不便をかけるよりもサービス付き高齢者向け住宅に入居したいという人が増えています。サービス付き高齢者向け住宅は自由度も高く、見守りサービス付きの高齢者用居住施設と捉えられているのではないでしょうか。しかし、中には住みづらい施設もあるようなので、しっかり見極めてから入居を決める必要があります。重視すべきポイントとしては、設備やサービス、料金、立地があげられます。
設備においては、快適に生活できる十分な広さがあるか、キッチンやトイレ、お風呂は部屋についているか、共有スペースの設備や衛生面が整っているかなどを確認するのが必須です。サービスは、求める生活支援が受けられるか、医療体制は充実しているか、レクリエーションやイベントが活発に行われているかなどを基準にできます。料金は部屋の広さやサービス内容などによっても違ってきますが、レクリエーションに参加するための費用などもチェックしておく必要があります。立地は、生活に必要なスーパーや郵便局、銀行などが近くにある方が便利です。
家族が訪問してくれることも考慮して、駅から近い、もしくは駐車場を完備している施設の方が良いでしょう。サービス付き高齢者向け住宅を選ぶ時は、色々な面から考察してベストの施設を選ぶのがおすすめです。資料を見て決めるのではなく、必ず見学することも重要です。